Matterport(マターポート)は4Kパノラマ撮影時に赤外線スキャナーで3Dスキャンを行い、デジタルツインの3次元空間データを構築することのできるカメラとその画像を自動処理するオールインワンプラットフォームのクラウドサービスを指します。
完成した3Dモデルは自由な角度から俯瞰で空間を体験できます。
立体空間(ドールハウス)だけではなく平面図(フロアマップ)や空間移動(ウォークスルー)も見ることができます。
Matterport(マーターポート)機能紹介について
Matterport(マターポート)で撮影した3Dモデルを見るにはGoogle Chrome、Firefox、Edge、SafariなどのWEBブラウザを使いウェブ環境のある場所ならどこでも閲覧可能です。
ただし、Internet Explorerでのサポートは2021年1月31日に終了しているため表示されません。
アプリ不要でパソコン・タブレット・スマホなどすべてのデバイスで閲覧が可能です。
また、Matterport(マーターポート)はVRヘッドセットのOculusにも対応しています。
有料オプションになりますがGoogleマイビジネスに登録して、GoogleマップやGoogle検索で撮影した360度画像を見ることが可能です。
オプション料金について
URLは公開されますが、3Dモデルを閲覧するためのパスワードを設定することが可能です。
Matterport(マーターポート)の測定モードで3Dモデル内のさまざまなもの、ドアのサイズや配置してある家具などを測ることができます。
また平面図で施設の各部屋を測定できます。
モデルルームや不動産の内覧で家具などの配置を想定するのに便利です。
Matterport(マーターポート)機能紹介について
有料オプションになりますが、Matterpak™ バンドルで高解像度の見取り図ダウンロードが可能です。
ただし、データはMatterport社より発行されたものをそのままお渡しするため当社での編集作業はできません。
同様に色分けされた点群データのダウンロードもできます。詳細はお気軽にお問い合わせください。
有料オプションになりますが、3Dモデルの中から360度好きなアングルで画像を抽出することが可能です。
Matterport(マーターポート)撮影で生成された画像は4K画像になりますので、静止画で新たに撮影しなくても3Dモデルから流用することが可能です。
全国どこでもMatterport(マーターポート)出張撮影可能です。出張費・交通費を別途ご請求いたします。
出張費・交通費もお気軽にお問い合わせください。
出張費・交通費の一例
Matterport(マーターポート)で撮影する場合、撮影する部屋と部屋をつなげて撮影する必要があります。
事前に撮影する施設の見取り図を送っていただき、お客様と撮影する部屋の場所とMatterport(マーターポート)撮影のルート確認を行っております。
撮影当日は各部屋のドアをストッパー等ですべて開放し、ドアの閉まっている部屋には立ち入りません。
撮影エリアは360度すべて写ります。Matterport(マーターポート)3Dモデル編集時に部分的にモザイクなどで消し込みすることはできますが、お時間と別途料金(料金プランにはこの費用は含まれておりません)がかかります。
個人情報や社外秘情報など写ってはいけないものは事前に見えない場所へと移動していただくか、パーテーションなどで隠してください。
Matterport(マーターポート)は4K画質で鮮明に表示されますので撮影エリアのお掃除や不要物などの撤去もお願いします。
撮影前にお客様立ち合いの元、写ってはいけないものはないか、導線が確保されているかなど見取り図に添って施設内の撮影エリアの確認をいたします。
撮影は基本的に無人の状態で施設内を隅々まで細かく移動し、Matterport(マーターポート)カメラを回転させながら360度パノラマ3Dスキャン撮影をします。
このときカメラマンは常にカメラの後ろに回り込みながら写り込まないように撮影を行います。
撮影中にお客様の立ち合いが必要な場合は写り込まない配慮をお願いします。
施設内のレイアウトにもよりますが、Matterport(マーターポート)撮影は1時間で100m²~150m²の撮影を目安としています。
営業時間中は人の流れが多く、スムーズな撮影をできない場合がありますので、人物等が写り込まないように撮影するため施設の営業時間外や休館日のMatterport(マーターポート)撮影をオススメします。
撮影する施設が広い場合は数日に分けて撮影いたします。
1日(8時間)で撮影できる広さはの目安は800m²~1,200m²となります。
ただし、Matterport(マーターポート)の仕様上、家具等の移動やドアの開閉はもとより撮影対象施設内の小物が移動するなど、少しでもレイアウトが変わってしまうと撮影ポイント間を繋ぐことが難しくなります。
階層ごと撮影しますので、Matterport(マーターポート)撮影が終了するまで、対象施設内のレイアウト変更は行わないでください。
弊社が撮影に使用するMatterport(マーターポート)Pro2は赤外線を利用した3Dスキャンを行う室内用のカメラとなりますので、太陽光(赤外線)が強く差し込む場合は正しく撮影できません。
太陽光が弱い場合(雲りの日や早朝や夕方)など特定の条件を満たせば撮影可能ですが、基本はエラーが発生して撮影できないため3Dスキャン撮影モードではなく360°撮影モードを用いて建物外観部分を撮影し、Matterport(マーターポート)の編集画面にて連携することで建物外観部分の表示も可能です(別途料金)。
その場合、Matterport(マーターポート)360°撮影モードで撮影した屋外部分は立体空間(ドールハウス)が生成されません。
階層の上限はありません。何階でも大丈夫です。
ただし、複数のフロアをつなげる場合はその階段部分も撮影してでつなげる必要があります。
たとえば、ホテルで1Fのロビーと最上階の大浴場を1つの3Dモデルにするには1Fから最上階までのすべての階段をつなげて撮影します。エスカレーターでつなげる場合は撮影時にエスカレーターの電源を切ってください。
施設内すべてを撮影する必要はありません。必要な部屋のみを撮影します。
ただし、部屋がバラバラで距離が離れている場合はその部屋と部屋を廊下等でつなぐ必要があります。(一筆書きのようなイメージで撮影を行います。)
また、ドールハウスと平面図は撮影した部分のみで形成されます。
完成した3Dモデルを空間移動(ウォークスルー)内のいろいろな場所に設置できるものです。
たとえば家具販売店で3Dモデルを制作した場合、入口の部分に来店予約のURLリンクを貼ったアイコンを設置したり、ソファに設置したアイコンからはそのソファの詳しい商品説明やECサイトへのリンクなど。まさにバーチャルショッピングが可能になります。
また動画を使って製品を説明することもできます。
外部リンクはSNSやオフィシャルHPなどさまざまなURLへと発信できます。
弊社ではMatterport(マーターポート)情報発信タグ(Mattertag)を20か所まで無料にて設置可能です。20か所までの設置料は料金プランに含まれています。
また、Mattertagの追加や修正は1か所につき1,100円でうけたまわっております。
Matterport(マーターポート) 機能紹介について
料金プランについて
3Dモデル内のアイコンをクリックして表示される画像はWEB上に公開されているもの、動画はYouTubeやVimeo等の動画ストリーミングサービスにアップロードされているものしか利用できません。
画像や動画などを直接アップロードする方法ではなく、URLを貼り付ける形式で編集します。すでに掲載されている画像や動画のURLを当社にお送りください。
URLをご用意できない場合は弊社サーバーへのアップロード、またはYouTubeやVimeo等の動画ストリーミングサービスにアップロードいたしますので別途料金が発生いたします。
お気軽にお問い合わせください。
有料オプションとなりますが、写り込んでしまった車のナンバーや個人情報を特定できるものなどはMatterport(マーターポート)編集時にボカシ加工をすることは可能です。
ただし、正円や正方形などでボカシ加工をする機能はないため、仕上がりが美しいとはいえません。
施設の広さにもよりますが、Matterport(マーターポート)の撮影後1~2日程度で編集作業は終わります。
情報発信タグ(Mattertag)は後から追加、修正することもできます。
Mattertagにて使用するURLやテキストなどの各種データを撮影前に入稿いただければ、よりスムーズに作業が進みます。
費用は撮影費+出張費・交通費+クラウド使用料のみです。
正確なお見積りをご希望のお客様はMatterport(マターポート)撮影する施設の業種と住所、撮影面積(約◯◯m²)をお知らせください。
事前にご用意いただいた施設の見取り図などで撮影エリアの確認と導線の確保など詳細な打ち合わせをお願いいたします。
お見積りは無料です。お電話またはメールフォームにてお気軽にお問い合わせください。
料金プランについて
Matterport(マーターポート)撮影料金のお見積りは無料です。お気軽にお問い合わせください。
撮影面積80m²で35,200円(税込)、撮影面積150m²で53,900円(税込)となります。
150m²を超える場合は10m²につき3,300円(税込)プラスされます。
大型施設のMatterport(マーターポート)撮影に関しましてご予算等ありましたら教えてください。別途お見積りいたします(施設のm²数が必要です)。
当社ではMatterport(マーターポート)3Dモデルに設置できる情報発信タグ(Mattertag)は20か所まで無料です。 21か所目から別途1か所1,100円かかります。料金は最初にお見積書でご提示いたします。
全国どこでもMatterport(マーターポート)撮影の出張対応しております。遠方の場合は別途出張費・交通費をご請求いたします。
Matterport(マーターポート)撮影機材搬送のため撮影場所には基本的に車でお伺いしております。撮影場所に駐車場がなく有料駐車場を利用する場合は駐車料金(実費)を別途加算いたします。
詳しくはお気軽にお問い合わせください。
完成した3DモデルはMatterport(マーターポート)社の専用クラウドに保存されます。データをお客様の指定サーバー等で保存することはできません。
そのため、Matterportクラウド使用料金が発生します。クラウド使用料金は1か月単位の前払いからうけたまわります。
Matterport(マーターポート)クラウド使用1年のご契約で12,100円(クラウド使用料の初月分1,100円を無料)となっております。
クラウド使用を更新されない場合は3Dモデルの閲覧ができなくなります。
クラウド使用料金
別々の施設を2つ以上公開する場合は、1つの施設につき1つのURLが発行されます。
クラウド使用料金は1URLにつき月額1,100円(年払い12,100円)がかかります。
複数の施設でそれぞれ別のURLがある場合は月額1,100円(年払い12,100円)✕各URL数が必要となります。
また、1つの施設でも2つ以上のURLが存在する場合(ホテルなどで大浴場と客室を別々に公開したい場合)も同様となります。
当社からお客様へご請求書を発行いたします。
Matterport(マーターポート)クラウド使用料金は前払いとなっております。
ご請求書は、年払いの場合は年1回、月払いの場合は毎月お送りします。